図書館専門講座+αを開催しました。

2019.3.31.

講座の様子

 去る1月24日(木)、鳥取大学附属図書館にて、平成30年度図書館業務専門講座+αを開催しました。
 図書館業務専門講座は、鳥取県立図書館が主催する県内図書館員向けの研修会で、今回は「図書館の広報戦略」をテーマとして、鳥取大学附属図書館と鳥取県立図書館の二館共同での開催となりました。
 当日は、図書館サービス計画研究所(トサケン)代表 仁上幸治氏を講師にお迎えしてご講演をいただき、県内各地より参加された図書館・教育等関係者、計25名の皆様が、熱心に聞き入っていました。

講演する仁上氏


 実施後のアンケートでは、「自分がいかに固定観念にしばられているか、に気がつかされた」「豊富な事例が大変参考になりました」「やる気の半減期までに何かひとつ小さな事でもとり組みたい」など、たくさんのご好評をいただきました。
 当日の講演資料は下記よりご取得いただけますので、ご参加いただけなかった方もぜひ、ご覧いただき、ご自身の職場の広報戦略にお役立てください。

【平成30年度図書館業務専門講座+α(※開催要項(PDF)はこちら)】
  • 日時:平成31年1月24日(木) 15:00-17:00
  • 会場:鳥取大学附属図書館 多目的ルーム1
  • 講師:仁上 幸治氏(図書館サービス計画研究所(トサケン)代表)
  • 内容
    • 館全体で取り組む広報戦略の考え方
    • 自治体・組織の中で「図書館」の存在感を示すには
    • 「地域の中の図書館」としてのブランディング
    • 司書一人ひとりのブランド力アップ
  • 参加者:県内図書館・教育等関係者 計25名
  • 当日の講演資料:
  • 受講アンケートより(業務の参考になった点、取り組んでみたい業務等 / 抜粋)
    • 固定観念をこえる 思っているより、大変かなと思いましたが、やる気の半減期までに何かひとつ小さな事でもとり組みたいと思います。
    • 新しい取り組みの話を多く教えていただいて、これからの展望が広がりましたし、色々と新しい取り組みについて考えているところなので、力強い後押しをしていただいた心境です。
    • 固定観念を捨てる…ということが本当に理解し、今まで、そうだったなと思い、考え方をかえようと思いました。
    • 発想の転換 事業をするにあたり図書館員だからこれは…と考えるのではなく、楽しいこと、面白いことには挑戦する。
    • 想像以上に突き抜けた事例の数々と、先生の時間を感じさせない語りが大変勉強になりました。
    • パスファインダーについては以前から子どもが使える郷土資料のパスファインダーの必要性は感じていました。町内学校司書との繋がりも活用してできないか考えてみたいです。
    • 業務ではないかもしれませんが…図書館員のイメージにとらわれずファッショナブルにしてみようかと思います。
    • 図書館のことだけでなく、他のところにも目を向けることからはじめたいです。
    • 地元の産業を使っての企画、協議します。
    • 大学図ですが、自分が勤務している間にカフェ併設・音楽を流す!を実現したいと思っています。
      できない理由を探さないようにします。
    • 楽しかった。こんなに楽しく図書館の話題が語れるなんて、またお話を伺う機会をつくりたいと思いました。
    • 町民の方にも図の観念をかわってもらうように、びっくりすることを考えようと思いました。
    • 自由な発想のイベントがあんなにたくさんあると知らなかったので、おどろきました。図書館でするという発想がなかったので、もっといろいろ知りたいです。
    • 上に立つ人が否定をしていたら、それが連鎖になってしまう。いる職員がみんなでわいわい話をできる環境をということが心に残った。
    • ぜひ、在職中に破りたい壁が多々あります。退職後、仲間を集めて、一市民として行政攻略するのも、おもしろいと思いました。(老後の楽しみ)
    • 日本とアメリカのちがい、先進事例はとても印象に残りました。少しでも近づけるように努力したいと思います。

>>鳥取県立図書館Webサイト:図書館業務専門講座


【お問い合わせ先】
附属図書館学術情報係(内7060)
ac-gakuju[at]ml.adm.tottori-u.ac.jp


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